カーシェアリングとレンタカーを徹底比較！利用するならどっち？

車を借りて利用するサービスとしてこれまで主流だったのはレンタカーです。各地にある営業所から車を借りて利用し、使い終わった時には乗り捨てたり借りた営業所に戻すといった使い方ができました。

しかし最近ではこのタイプとは全く異なるカーシェアリングというサービスも出てきており、日本でもかなり普及を見せ始めています。

それぞれのサービスは車を借りるという一点では共通しているものの根本的なところでは全く違うサービスですから、うまく使い分けることが大切になります。ではそれぞれのサービスを比較するとどういった違いが見えてくるのでしょうか。

カーシェアリングの特徴とは

まずはカーシェアリングの特徴についてですが、これは無人のステーションを利用して車を借りて、原則として利用したステーションに車を返すサービスです。

料金はクレジットカードでの決済が基本となっており、無人のステーションがあれば良いのですから事業所の運営コストも低く、その分割安な価格で利用できます。

ただ車の管理がスタッフで行われていないために乗り捨てのサービスや、乗り始めた場所以外のステーションに返すことはできないために柔軟性には欠けると言わざるを得ません。

乗り捨てやステーション間の移動ができないことを踏まえると、総じて短距離移動、日常使用に向いていると言えます。

レンタカーの特徴とは

続いてレンタカーの特徴ですが、これは最初に少し触れたように営業所で車を借りて返すサービスです。借りる際に設定しておけば返却を別の営業所にしても良く、追加費用が発生することが多いもののこの乗り捨てと呼ばれるサービスを利用すれば利便性はかなり向上します。

支払いに関してはクレジットカードだけではなく現金も対応していますから、友人間での旅行で割り勘をする時にも楽に支払えます。

ただ費用面で言うと少々割高であることは否めなく、特に返却時にはガソリンを満タンにして返さなくてはならないために車両費とガソリン代を合わせて数万円かかることもあります。

大人数での旅行や長距離の移動であれば良いのですが、短距離移動や日常使用には向いていません。

両者を比較するとどうなるか

ではこの両者を比較するとどうなるかと言うと、やはり使い分けのポイントになるのは移動距離や使用目的の部分でしょう。

旅行先などへの長距離移動を前提にしているのであれば乗り捨てを利用したレンタカーの方が楽に使用できるでしょうし、短距離の移動やちょっとした買い物であればカーシェアリングの方がコスト的に優れています。

特にカーシェアリングの場合はガソリン代をユーザーが支払う必要がないため、移動だけであれば数百円程度でできることもあります。

長距離を移動するならばレンタカー、日常的に使用するのならばカーシェアリングとして上手く使い分けていきましょう。