カーシェアリングで初心者が運転の練習をする時に気を付けること

免許を取ってからの運転経験が少ない初心者にとって、公道で車を動かすのは不安がつきもの。自分で車を持つ前に、なるべく慣れておきたいという人もいるでしょう。

そこで初心者が練習する手段としても、注目されているのがカーシェアリング。そのメリットと、気を付けることについて確認しましょう。

運転初心者も利用しやすいカーシェアリング

カーシェアリングのメリットは、会員登録をすれば自分のタイミングで利用できること。ちょっとした空き時間ができたらサイトから予約し、ステーションへ行けばそのまま車を運転できます。

既に車の予約が埋まっている可能性もありますが、レンタカーなどのように手続きで時間が取られることがありません。

運転技術を向上させるには、少しずつ経験を積み重ねるのが有効です。一般的に１０時間の練習を週に１回だけするより、１時間の練習を毎日行った方がずっと上達は早いと言われています。

カーシェアリングではそのような利用が可能で、車を所有するよりコストも割安です。通勤など車を持つ必要がまだない場合は、この方法で慣れていくのも良いでしょう。

練習しやすいステーションを選びましょう

初心者がカーシェアリングを利用して練習する際は、まずステーション周辺の道路状況を確認するのをおすすめします。接触事故が起きやすいタイミングは、車を発進させた直後。

ステーションから出る道路の見通しが悪かったり、交通量が多くなかなか合流できないケースだと事故に遭うリスクが少なくありません。

子供の通学路になるエリアも、時間帯によってはなるべく避けたいところ。道幅や歩行者の往来も考慮して、運転経験が積みやすい所を選びましょう。

また重点的に練習しておきたいのが駐車。ステーションの近所で駐車に適した空き地や、公園の駐車場があれば気兼ねすることも少なくなります。天候や時間などさまざまな条件で回数を重ねれば、徐々に自身も芽生えてくるでしょう。

万が一の時の契約内容と対応方法を確認

慣れない運転で万が一事故になった時、頭の中がパニックになってしまうかもしれません。カーシェアリングは保険やサポートのしっかりしている所が多く、その点で安心できます。

契約内容で車の修理代が請求されるケースはあるものの、それも含めサポート可能なセットもあります。とはいえ事故の相手にこちらの事情は関係のないことなので、慌てず動けるよう対応方法を確認しておきましょう。

特に緊急時の連絡先を頭に入れておくのが重要です。事前になるべく不安を軽くして、運転に臨むのをおすすめします。