カーシェアリングとレンタカー どちらがお得？

消費税が上がってから、車の維持費である、ガソリン、保険、駐車場代など家計の負担が大きくなりました。家計の負担軽減としてカーシェアリングに注目する人が増えています。

これはレンタカーと何が違って、どの位得なのか、比較してみたいと思います。

そもそも、カーシェアリングとは何か

カーシェアリングという言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、そもそもどのようなシステムなのか知らない方も多いです。元々は、ヨーロッパで環境保全のために普及し始めたシステムで、会員登録をした人達が、特定の車を共同で使用するシステムのことを指します。

このシステムを利用したい人は、まずパソコンやスマートフォンから会員登録をします。
この際に、各会社多少の差はありますが、大体1,000円程度の初期費用がかかります。

登録をすると、数日後にICカードが手元に届きます。
このカードが届いたら、利用可能になります。

その後は使いたい時に、パソコンやスマートフォンで利用予約をし、コインパーキングなどに停めてある、指定の車のロックをICカードで解除して使用します。
返却も同じ場所に戻して、ICカードでロックするだけです。

最短１０分単位で使用できるのが特徴です。

カーシェアリングとレンタカーの違い

では、レンタカーとの違いを考えていきます。

まず、レンタカーは最低6時間からなど、半日以上の貸し出しが基本です。また予約も事前にしておく必要があります。
ガソリンも満タンにして返すのが、レンタカーのルールです。

これに対してカーシェアリングは、会社によって違いますが、大体が最低１５分程度から貸し出し可能です。予約もウェブ上で受け付けてくれるので、利用したい数分前でも空きがあれば予約できます。

ガソリンもレンタル代に含まれているので、指定されたガソリンスタンドで、車に置いてあるガソリンカードを使って補充できます。そのため、ガソリンの自己負担はありません。

しかし、カーシェアリングの場合、初期費用と月額使用料と実際の使用時間分の料金がかかります。これは使わなくても、月額使用料を払わなくてはならないので、契約プランなどは慎重に選びましょう。

結局、得なのはどちらなのか

このように、カーシェアリングとレンタカーはそのシステムが大きく違います。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、一方がお得という訳ではありません。

しかし、短時間の利用であればカーシェアリング、半日以上の長時間であればレンタカーの方がお得になるでしょう。使う目的や時間によって、使い分けるのが、賢い利用方です。