カーシェアリングを利用するときのベビーシートの準備

他人と車を共有するカーシェアリングは、ベビーシートが普段から用意されていることは少なく、必要なら自ら用意する必要があります。
ある意味不便ではありますが、赤ちゃん用の装備が不必要な人にとっては、逆に標準装備されていると邪魔になることもあるでしょう。

どちらかといえば、ベビーシートを必要とするドライバーの割合の方が少ないですから、通常は装備されていない状態の方が一般的といえます。
カーシェアリングは、赤ちゃんを乗せる用途に特化していませんが、逆に簡素故に柔軟性は高いので、用途に合わせて使えることを理解すると便利になります。

柔軟性が高いからこそ標準装備は簡素です

カーシェアリングの車内は、殆どが初期状態に近いですから、赤ちゃんを乗せる時のベビーシート、小さな子供向けのチャイルドシートは備わっていません。
ただ、これは赤ちゃんや子供を乗せる親に関係なく、大人一人が乗る場合でも、不便に感じられる部分は少なからずあるでしょう。

それ以外にも、倒したシートがそのままだったり、ゴミが車内に残されていることもあるので、誰が乗っても小さな不満を感じる可能性は高いと考えられます。

カーシェアリングはベビーシートが必要です

初めてカーシェアリングを使う時は、シートの位置を調節したり、必要に応じてベビーシートを設置することになります。
乗り降りする際に設置や取り外しを行うことが不可欠なので、毎回となると不便に感じるかもしれません。

しかし多少の不便を許容することで、カーシェアリングは利便性が高くなり、費用面でも安くなるといった結果を実現しています。
隅々まで配慮が行き届いているサービスではありませんが、セルフサービスに納得することで、カーシェアリングの利用価値は高くなります。

必要な物は用意することで便利に使えます

使いたい物が備わらず、不必要な物が残る確率が高いカーシェアリングの車は、ドライバー専用の自家用車を求める人には不向きでしょう。

一方で、短所よりも長所に目を向けて、それが魅力的に映るのであれば、利便性を引き出して価値を得ることが出来ます。
必要な物は携帯する、あるいは事前に準備しておくと、大抵の不便は解消されて便利になるものです。

ベビーシートの設置の手間は、毎回正しく設置したり、固定を再確認する切っ掛けと捉えれば、短所はむしろ長所に変わります。
車の使用を終えた後は、持ち込んだ物の回収や装備の取り外しさえ忘れなければ、2回目以降も快適に使うことが可能になります。