カーシェアリングでタクシー代を節約できるってホント？

カーシェアリングはエコの必要性が高まった現代でこそ高く評価されるようになった事業ですが、車に普段乗る習慣が無い人だとなかなか利用する気にもなれないでしょう。

ただしかし、普段車を使わない人であっても車が不要であるということは無いはずです。現代では人の移動にもさまざまな手段が使われるようになりましたが、その中でも特に汎用性に富むのが自動車なのです。

そうした自動車を利用できるようになるわけですから、カーシェアリングを利用することにはさまざまなメリットがあります。そして特に大きいのは「普段からタクシーを利用している人」なのです。

タクシー代を節約できるカーシェアリング

ではどうしてタクシーを利用している人にカーシェアリングがおすすめできるのかというと、これはタクシー代を大きく節約できるからです。

例えば東京23区でタクシーに乗る場合の料金相場は初乗り700円ほど、2000メートルを超過した場合は280メートルごとに90円ほどとなっています。

ではカーシェアリングの場合はどうかというと、とある大手企業はショートプラン、つまり15分単位の利用で15分あたり200円程度になっています。

市街地を平均時速40キロで走行すると仮定すると15分で10キロは走れますから、カーシェアリングの方がはるかに安いと言えるのです。車が使えればタクシーを使う必要はありませんから、タクシーを頻繁に利用する人ほどお得になるわけです。

ただしステーションが無い場合は逆になることもある

ただ少々注意が必要なのは、このサービスでは借りた車をステーションに反した段階で料金が決定するという点です。

ステーションというのはシェアする車を置く駐車場のことで、もし移動先にこのステーションが無いとなるとタクシー代を支払った方が安くつくこともあり得ます。

一応都心部の方ではかなり多く設置されるようになって来てはいますが、住宅街となるとまだ数が少ない地域も多いですからこの点はしっかり確認が必要です。

ステーションが近くにあるなら契約しておくべき

とはいえステーションが近くにある、もしくは公共交通機関ですぐに利用できるエリアにあるということであればカーシェアリングを契約しておくメリットは大きいでしょう。

タクシー代の節約になるのはもちろんですし、これまで歩くのは少し面倒であるもののタクシーを使うまででも無いと思っていた距離でも車をすぐに使えるのはとても大きなことです。

特に休日の気ままなドライブや旅行なども生活に取り入れられますから、カーシェアリングはステーションの位置を確認して、利用が現実的ならば契約しておくと良いでしょう。