カーシェアリングってどんな仕組み？メリットやデメリットまとめ

カーシェアリングは車を好きな時に使うことができるものですが、その仕組みをきちんとわかっている人は少ないかもしれません。どんな仕組みになって、さらにメリットとデメリットにはどんなものがあるのかを理解しておくと、同じく車を借りるレンタカーとの使い分けも上手くできるようになります。

カーシェアリングって？

カーシェアリングはいきなり「利用したいから」と言って利用することができるものではありません。事前に利用するために登録が必要で、会員になっている必要があります。会員になると自分が必要となったタイミングで車を予約し、使うことができるようになります。

レンタカーとの違いは短時間の使用に向いているという点で、毎日のちょっとした買い物や学校や駅までの送り迎えなどに使いやすい10分～30分程度の短時間での使用時間が設定されています。

そのため、長時間での利用の場合には割高になることがほとんどで、レジャーで長時間車を使いたいという場合にはレンタカーを使った方がお得になります。

メリットは維持費がかからないこと

カーシェアリングのメリットは、車の維持費が不要なことです。車は維持費が高額になってしまい、毎年支払いが必要な税金や駐車場を借りる際の料金、さらに運転をしたら減ってしまうガソリン代など多くの費用が掛かってしまいますがそれが無料です。

さらに一番お金がかかると言える車自体も購入する必要はありません。車を乗ってガソリンが減ってしまったも、ガソリンを満タンにして返す必要もなく、ガソリンが減っていた場合には車内にあるカードでガソリンを入れれば良いので車の維持のためには全くお金はかかりません。

軽自動車でも100万円近くかかってしまいますから、この費用の安さは大きなメリットです。

カーシェアリングのデメリットは

カーシェアリングの仕組みは1台の車を複数の人で共同で使うというもののため、自分が使いたいタイミングで予約が入っていれば使うことができません。

また、荷物を積んだままにしておくことができないので、頻繁に使う重い荷物があったとしても毎回車に積んだりおろしたりを繰り返さなくてはいけない手間がかかってしまいます。そして、予約の時点で返却時間を決めなくてはいけません。

次の予約が入っていなければもちろん時間の延長をすることができますが、予約が入っていた場合には延長ができないので予定外のことをすることができないというのもデメリットとして挙げられます。