カーシェアリングに忘れ物をした時、忘れ物を見つけたらどうする？

カーシェアリングを利用する際には、荷物を持ち込むことも多いですが、忘れ物はしないように注意しなくてはなりません。
自分だけが利用するマイカーであれば何かを忘れてもすぐに回収できますが、複数の人が車を共同利用するカーシェアリングの場合は回収ができないこともあり得ます。

そのため、マイカーや友人の車に乗る時以上に忘れ物についてはチェックをする必要があるのですが、やはり不注意というのはあり得ることです。
ではカーシェアリングで忘れ物をしてしまった時や、見つけた時はどうすれば良いのでしょうか。

何かを忘れた時は業者に連絡するべき

自分が何かを車の中に置き忘れた場合ですが、これはまず業者に連絡してください。
業者はユーザーの利用履歴をすべて把握していますから、自分が直前に利用した車を特定した上で回収してくれます。

回収した場合には、その業務に必要となった実費や、車両が一時的に使えなかったことで損害の補償が求められることが多いですが、こうすれば貴重品を回収することは可能です。

ただ、次に利用した人が持ち去ってしまった場合などは回収ができないことになりますから、やはり忘れ物はしないように注意する必要があるでしょう。

忘れ物を見つけた時も業者に連絡するべき

では、自分が車を利用した時に、誰かが忘れていったものを見つけた場合にはどうすれば良いのかというと、これも業者に連絡して対応してもらうようにしてください。

連絡すれば正しい対処法をその場で教えてもらうことができますし、先に述べたとおり利用者の情報はすべて管理されていますから、本来の持ち主に返してくれます。

この場合は自分に非があるわけではありませんから費用を請求されることもありません。
ですからなるべく、気づいたときにすぐ連絡するようにしましょう。

基本は何も忘れないこと

ただ、基本となるのは「忘れ物をしないこと」であるというのは覚えておきましょう。

何かを忘れてしまって業者に回収を任せたとなると、余計な出費につながりますし、複数の人で共同利用するカーシェアリングの性質上、残念なことではありますが無事に返ってくる保証はありません。
無くしても良いビニール傘程度であればまだ良いでしょうが、財布などを忘れてしまうと大きなトラブルにつながりかねないでしょう。

そうなれば、業者も自分も、自分の直後に利用した利用者も良い気持ちにはなりませんから、カーシェアリングを利用する際にはくれぐれも持ち物チェックを徹底するようにしてください。