入会申込書を提出してすぐに使える？知っておきたいカーシェアリング知識

「若者の車離れ」が叫ばれる中、新たな車の利用方法として注目を集めているのが「カーシェアリング」です。

これは、１台の車を複数の人で共同利用（シェア）するサービスのことで、ヨーロッパでは既に当たり前のサービスとして普及しています。

日本においても徐々にカーシェアリングの知名度が上がってきており、利用出来る車の数もだんだんと増えてきています。

レンタカーの違いについて

そんなカーシェアリングですが、よく似たサービスに「レンタカー」があります。
車を借りて乗るという点では共通しているものの、両者には大きな違いがあります。

それは、カーシェアリングが「会員制」であるということです。
このサービスは会員のみが利用することができ、利用のためにはあらかじめ入会を申し込む必要があります。
その代わり、レンタカーのように車を借りる際に煩わしい手続きを行う必要がなく、すぐに車を利用することが出来ます。

業者によって異なるものの、レンタカーの場合は車を借りる際に免許証の提示や説明を聞いたり、規約の同意にするなど、様々な手続きが必要です。

カーシェアリングの場合はそのような手続きは一切不要であり、会員サイトで車を予約した後に車が駐車してある場所まで行き、会員カードをかざすだけで使うことが出来ます。
レンタカーに比べて非常に手軽に使え、あたかもマイカーのような感覚で車を使うことが出来るのです。

カーシェアリングを使いたい時は

さて、カーシェアリングのサービスを実際に使ってみようと思った時は、まず第一に会員にならなければなりません。

会員になるためには、入会申込書に必要事項を記入して提出する必要があります。
ただ、入会申込書を提出してすぐに車が使えるようになるわけではありません。
入会の際には「審査」が行われ、審査に通過した人だけが会員になることが出来ます。

過去にレンタカーなどで駐車違反を犯し、反則金を支払っていない場合など、特殊なケースを除いて審査に通らないことはまずありません。

車を使えるようになるまで

ただ、入会申込書を提出してから実際に車を使えるようになるまで数日から数週間かかるため、余裕を持って申し込みをする必要があります。

無事に審査に通過し、会員になることが出来れば、業者から専用の会員証が郵送されてきます。
実際に車を使う時は、この会員証が絶対に必要です。
会員証がないと、車が駐車してある場所に行っても車を使うことは出来ません。
十分に注意しましょう。