カーシェアリングで気になる「知らない人と気持ちよくシェアできる？」

カーシェアリングサービスを利用する際に心配なのが、他の方とうまく自動車をシェアすることができるかということです。

カーシェアリングサービスはマイカーを所持するよりもはるかに経済的で、レンタカーよりも簡単に利用することができるのが最大のメリットであり、現在都心部を中心に人気が高まっているサービスです。

カーシェアリングを躊躇してしまう理由

カーシェアリングサービスの利用を躊躇している方の意見として多く挙げられるのが、他の方とうまく自動車をシェアできるか心配という点です。

もちろんそういう方はマナーのある方であり、次に自動車を利用する人が気持ちよく利用できるようにするでしょう。
ですが、自分だけが良ければそれで良い、と考えている一部の利用者によって気持ちよくシェアできくなる状況が発生しているのも確かです。

カーシェアリングで嫌われること

カーシェアリングサービスで嫌われることとして、車内での喫煙と車内へのペットの連れ込みです。

煙草を吸わない方からすれば、エアコンやシートについた臭いはすぐに気づきますし、とても不愉快な気持ちになります。また、ペットの同乗も同じです。
ちょっとくらいならいいだろうという軽い気持ちかもしれませんが、車内での喫煙も、ペットの同乗も禁止されています。
ペットの同乗の場合、犬や猫アレルギーの方もいらっしゃいますので、そういった方がペットを乗せた車をカーシェアリングすると身体に悪影響です。

また、カーシェアリングサービスは家族で利用される方もいらっしゃいます。
小さなお子様がいる家族がそういった車両をシェアするとなると衛生面でも好ましくありません。

カーシェアリングの今後の課題

このようにカーシェアリングサービスのこれからの大きな課題は、他の利用者と気持ちよくシェアできるかということです。

レンタカーとは違い、車両を返却する度に車両の状態をチェックするわけではありませんので、規則違反をした利用者を探すことも難しくなります。
軽い気持ちで規則違反をしてしまうと、そこから他の利用者も違反しだし歯止めが利かなくなってしまいます。

そうなってしまうと、最寄りのカーシェアリングステーションの閉鎖や、サービス自体がなくなってしまうことさえ考えられます。

とても便利なサービスである分、このサービスをこれからも維持するためには、自動車をシェアする方一人一人のマナーや心遣いがとても重要となります。
自分が気持ちよく利用したいのであれば、他の方も気持ちよく利用できるように心がけなければなりません。