カーシェアリングはどんな場面で使えるのか？

最近徐々に浸透しつつあるカーシェアリングですが、まだどのようなシステムなのか理解していない人も多いはずです。

基本的には特定の車を登録した会員同士で共有し、その車の維持費を軽減するというのが目的です。

なので、カーシェアリングが使える場面というのも、ある程度決まってきます。

都市部に居住している場合は有効

まずは都市部に居住している場合は有効に使えます。

基本的に車を維持する場合は、駐車場が必要になってきます。
都市部では敷地が狭く、自家用車を持っている人も少ないために、駐車場は自分で契約して用意する必要があります。

しかし契約料が月に5万円を超えるところが多く、アパートを借りるぐらいの値段になるところもザラです。

そうなると、自分で購入するよりはカーシェアリングで維持費を安くしたほうがお得です。

短時間の利用を想定した契約形態

短時間の利用をするのも、使える場面の一つです。

カーシェアリングは近所への買い物、ちょっとしたドライブ、休日郊外へのお出かけのように、短時間での利用を想定された契約形態が多いです。

月々一定額の会員費用を支払い、それプラス利用した分だけ料金を払うシステムが一般的です。
短い時間で、ある程度の使用がある場合は、経済的にとても有効に使えます。

レンタカーの場合ですと、比較的長時間での使用を目的とした料金システムです。
必要な時に営業所で車を借りて、1日、2日借りて使うというのが基本的な使い方です。
特定の車をシェアしているわけではないので、月々の基本使用料などはないです。

カーシェアリングは徒歩圏内にいくつかステーションがある

それから近所にレンタカーを借りられるところがないという時も、結構使える場面です。
レンタカーの営業所はどこにでもあるわけではなく、比較的大きな敷地と人が必要になってくるため、町の中心部から外れた場所にあることが多いです。

一方カーシェアリングの場合、無人のステーションで管理しており、予約はパソコンやスマートフォンから行い、カードをかざして車に乗り込んで、基本的には利用者が給油や洗車をするというスタイルので、人が多い都市部や住宅地でも駐車場の隅っこなどにあります。

そのため家から徒歩圏内にいくつかステーションがあることが多く、利用の際にも予約でいっぱいになって使えないということもそれほどありません。

カーシェアリングの向き不向き

このようにカーシェアリングは、その人のライフスタイルや利用方法に応じて向き不向きがあります。

車を普段運転しないとハッキリとイメージがつかめないと思いますが、自分の利用目的や利用頻度を考えて、会員登録するかどうか考えるようにして下さい。