納得の上で入会したいカーシェアリング※入会前に知りたい基本情報

カーシェアリングは現在都市部を中心として勢力を拡大している自動車をシェアする新たなサービスです。

これまでレンタカーなどを使っていた人にとってはとても魅力的なサービスとして目に映るでしょうが、入会前にはいくつかのポイントをチェックして納得して入会する必要があります。

ではカーシェアリングではどういったポイントに注意するべきなのか、このことについて今回はチェックしていきましょう。

カーシェアリングの基本的な仕組み

まずはカーシェアリングというサービスの基本的な仕組みについて再確認しておきましょう。
基本的な仕組みは自動車をシェアする、つまり一台の車を複数のユーザーが共同利用することになるのですが、ここで考えなくてはならないのが「自分以外のユーザーが車を使っていると自分が使えないことがある」ということです。

もちろんサービスを運営する業者としてもユーザーが利用しても問題ないだけの台数の車を仕入れていますが、それでも休日など車の需要が高まる日になると全ての車が使われてしまっていることがあり得ます。

そうなると自分の予定を崩さなくてはならなくなりますから、事前に予約対応をしているかどうか、いつまでに予約すればよいのかをチェックする必要があります。

また自動車とひとくちで言っても様々な車種がありますから、例えば「大きな荷物を運びたいからバンを借りようと思ったのに、使える車種がコンパクトカーしかない」ということもあり得ます。

案外見落としがちな点ですが、業者が取りそろえている車の種類についても入会前にチェックしておくようにしましょう。

カーシェアリングの料金システム

続いてカーシェアリングの料金システムについてですが、基本的にユーザーが支払うことになるのは月額基本料と利用料の二つです。
最初の月には利用カード発行のための事務手数料が請求されることもありますが、基本的には月額基本料と利用料が主な料金になります。

ここで注意が必要なのが月額基本料は車に乗らなかった月も請求されると言うことです。
例えば長期の出張に出ていて車を使わなかった、体調を崩していて外出をしなかったという場合であっても月額基本料は支払わなくてはなりません。

利用料が安い業者は月額基本料でカバーしている傾向がありますから、料金についてはしっかりチェックして納得できる場所を探しましょう。

複数社を比較してしっかり判断することが必要です

さて、ここまでを総括するとカーシェアリングでは「自分が使いたい車を使えないことがあること」と、「使わない月でも基本料は発生すること」の二つがネックになりえると言えるでしょう。

これらの点を事前にチェックしていないと、結局入会して料金が発生し始めてから後悔することがあり得ます。

現在では国内でも数十社がサービスに乗り出していますから、入会前にはしっかり業者を比較して納得の上入会するように心がけてください。