カーシェアリングは結局お得なのか？デメリットや注意点まとめ

カーシェアリングは、ちょっとした用事でも非常に気軽に車を利用することができ、メリットの多い便利なサービスです。しかしながら、メリットとデメリットは表裏一体、カーシェアリングにもデメリットとなる点はいくつか存在します。

デメリット　月額サービス

まずカーシェアリングは「会員登録が必要な月額サービス」であるということです。つまり、当たり前ですが「月額いくらか」の利用料金がかかるということです。

月額料金として支払った分を利用料と相殺することは可能ですが（要は月額分までは無料で使えるということ）、仮に一度も使わなかったとしても月額料金は支払わなければなりません。利用頻度によっては、レンタカー等を利用する方がかえって安く抑えたりできるでしょう。

デメリット　利用時間

そして次に、カー「シェアリング」ですので、他にも利用者がいるということです。つまり「必ず利用したい時間に利用できるわけではない」という点が挙げられます。

気軽に利用することができるとはいえ、台数も限られているとなると、いくら自分が「この時間に使いたい！」と考えていても、実際には先に利用している人がいると使えません。利用者の増加が見込まれる週末や、利用者の母数が多い都市部などは、思うように利用できないことも多いです。

さらに付記するとすれば「予約時間が存在する」ということもデメリットです。気軽に２４時間いつでも乗れます、といっても「～時間予約」するので、当然終わりの時間が発生しますし、それを超過すると超過料金もかかります。

終わりの時間が読みにくい用事へは利用しづらいですし、後の時間の予約が入っている場合は延長もできません。その為、利用にはある程度のタイムマネジメントが要求されるといえます。

注意点

さらには別のステーションへ返却する、いわゆる「乗り捨て」ができないという点が挙げられます。

レンタカーなどを例に挙げると、レンタルした店と同系列店舗であれば、そこへ返却することが出来たりしますが、カーシェアリングは原則この行為はできず、必ず利用したステーションへ返却する必要があります。

なので、引っ越しの荷物を運んで引っ越した先で返却したり、旅先まで乗っていって目的地で返却したり、といった運用はできません。利用して、同じ場所へ返却するというルールがある以上、どうしても行動が制限されてしまう点はデメリットといえるでしょう。

最後に、メリットととるか、デメリットととるかは人によるのですが、カーシェアリングの車は原則禁煙です。その為、運転中にたばこを吸う人にとっては利用しにくいサービスであるといえます。