カーシェアリングの料金の仕組みを解説

コインパーキングでよく見かけるカーシェアリング用の車両。
消費税の増税後、会員登録者数を伸ばしている業界の一つです。

注目のカーシェアリングで必要な料金について、簡単にご紹介していきます。

登録料とカード発行料

まず、カーシェアリングには会員登録が必須です。
パソコンやスマートフォンから登録が可能です。

ここで、会社ごとに多少の差はありますが、初期費用として1,000円から1,500円の費用がかかります。これは、会員登録後にカードが発行されるので、カード発行料という名目であったり、初期登録料という名目であったりと、その呼び名は会社ごとに異なりますが、内容はほぼ変わりません。

タイミングによって各社キャンペーンを行って、この初期費用が軽減されることがあるので、よくチェックしておきましょう。

月額基本料

カーシェアリングには、月額基本料がかかります。
これは会員登録をすると、毎月使っても使わなくても発生する料金です。
携帯電話の基本料のようなものだと思ってもらえると分かりやすいと思います。

月額基本料は、会社によって大きく異なります。
無料の会社もある中、高いところだと2,000円程です。
しかし、月額基本料がかからない会社は、利用料が割高になるので、トータルするとあまり変わらないといった仕組みです。

この月額基本料には、ガソリン代や保険料が含まれているので、カーシェアリングでは、
月額基本料に料金料だけで使用できます。

ガソリンについては、無くなった場合、各社指定のガソリンスタンドで、車に搭載されている
ガソリンカードを利用します。
これによって、利用者の個人負担はありません。

利用料金と距離料金

これは、会社ごとだけでなく、プランによっても異なります。
カーシェアリングでは、車のサイズを選ぶことが出来ます。
大体がミドルカークラスとコンパクトカークラスの２種類に分けられています。

会社によっては、サイズでの料金分けをしていませんが、
大体が２０%位ミドルカークラスの方が高くなります。
利用料金は１５分１５０円程から３００円程度です。
距離料金は設定されていない会社もありますが、設定されているところでは
１キロ１５円程度です。

このように、カーシェアリングは、その使い方によって個人的に車を所有するよりも、
経済的なシステムです。

車にかかる維持費は、保険料などを含めて、家計の大きな負担となっています。
カーシェアリングの弱点は、空きがないと利用できないという点です。
賢く利用して、節約しましょう。