基本的にはひどく荒れていることはないカーシェアリング

カーシェアリングはその性質上、限られた自動車を複数のユーザーが共同利用することになります。しかしこのことから「車の内装が荒れているのでは無いか」といった懸念を抱くユーザーも少なくありません。

確かに自分以外にどういったユーザーが車を使うのかわからない部分はありますし、場合によっては車が壊されているということもあり得るでしょう。

ただ全体的にみれば基本的にそう言ったことはありませんし、あったとしても速やかな対応をしてもらえます。ではどうしてそう断言出来るのか、その根拠をここで見て行きましょう。

カーシェアリングの車が荒れない理由

まずは根本的な部分である「カーシェアリングの車が荒れない理由」ですが、これは「業者が利用者の情報を逐一確認しているから」ということが挙げられます。

カーシェアリングは利用者全員に合鍵が配られるようなものではなく、事前に会員情報を業者側に伝えて予約をするものです。

予約をしたあとでスマートフォンなどを使って利用時に情報の照合を行いますから、もしユーザーから車が壊れているという連絡があっても誰が直前に利用していたのかすぐにわかるようになっているのです。

加えてステーションには監視カメラが設置されていることが多いですから、万が一車が犯罪の被害にあったとしてもすぐに対応出来るようになっているわけです。

もしトラブルがあった時はすぐに連絡すること

しかしこうした対策があっても絶対にトラブルが無いと断言出来るものではありません。

中には事故に遭ったり車をこすってしまった時に業者に伝えずに逃げようとするユーザーもいますし、また誰かがいたずらで車に傷をつけることもあるでしょう。

そうした際には契約者が自分の身を守るためにも、何か異常があった時はすぐに業者に連絡することが大切です。例えば運転席側のドアに小さな凹みがあるなどの場合、自分が運転する前に業者に伝えましょう。

そうしないと自分がぶつけたわけでも無いのに後になってからあたかも自分がぶつけたかのように言われることがありますし、カーシェアリングでは「利用の前に車体全体を確認して異常があれば連絡すること」という規約がありますから、乗る前に全体をチェックすることは忘れないようにしてください。

カーシェアリングでは別のユーザーも気持ち良く乗れる配慮が必要

カーシェアリングではしっかりとした管理体制があるために車が荒れているということはかなり少ないです。

ただ車内にゴミがあったり、ガソリンが少ない状態で返されているということはあります。

そうした際にはただ不満だと感じるのではなく、「自分はしっかり利用しよう」と身を引き締めるようにしましょう。