カーシェアリングサービスってどれくらいあるの？全国展開から地域密着まで様々な規模

カーシェアリングサービスの利用を開始しようとすると大手の会社を選んでしまおうとするのが一般的でしょう。

しかし、その会社数は2015年時点で30社を越えているという事情があるということは知っておくに越したことはありません。

地元に根ざした便利なカーシェアリングサービスを展開している会社が住んでいる地域によってはあるかもしれないからであり、少し周りを探してみるとより良い選択できる可能性があります。

増加を続けるカーシェアリングの会社数

カーシェアリングサービスは少し前までは日本では全く浸透していなかったサービスであり、21世紀に入ってようやく多くの人が認識するようになってきたという事情があります。

その影響も会社数に出てきており、実際に事業を開始し始めたのは21世紀に入ってからであるという場合がほとんどになっています。

交通エコロジー・モビリティー財団ではこういった交通事業の情報収集を行っており、ホームページから現状として行われているカーシェアリング事例について一覧で見ることができるようなっています。

そういった場所を見てみると、大手として名のしれた会社以外にもかなりの数の会社がサービス提供を行っていると知ることができます。

全国規模から地域密着まで様々

会社数が多いとはいえ規模も事業展開の形も様々なものになっています。
大手として知られるカーシェアリング会社の倍には会員数も10万人を越えてステーション数も1000を越える規模となっていますが、地域を限定して展開している会社も数多くあります。

その規模もわずかに一つの市にしかないというレベルから、複数県にまたがるレベル、二地方程度に広がる程度というものまで多様化が進んでいます。

活動範囲が広いほど会員数もステーション数も多いというのが実情になっているものの、必ずしもそれらが比例関係にあるわけではありません。

地域密着型でサービスを展開することによりステーション数は少なくても会員数の多い会社もあり、うまく経営を進めている様子が伺えます。

サービスの違いに着目

もし地元にカーシェアリングの小さな会社があるのであれば目を向けてみる価値があります。

近くにステーションさえあれば利用には便利であり、もし利用システムの使い勝手が良かったり、料金体系が自分のニーズに合ったりしていれば満足な結果が得られるからです。

大手との競争の影響もあって料金やサービスでメリットが大きいことも多いため、地元に根ざしたカーシェアリング会社は重要な会社になるでしょう。