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タイムズカープラス | 全国に拠点あり |
カーシェアリングは、最近だと日本国内でも比較的よく見受けられるサービスになっています。
統計をみても年々契約者数は増加しているため普及が進んでいるといって良いのですが、世界的にみるとどうなのかというのはまた別の話です。
現代はエコ社会の実現が必須と言われるようになっており、日本は世界有数の経済大国であるために環境保護への貢献もしっかり取り組んでいかねばなりません。
その中でカーシェアリングが普及することは非常に大きなポイントとなるのですが、では日本国内におけるカーシェアリングの普及はどのようになっているのでしょうか。
日本におけるカーシェアリングのユーザー数
まずは、日本におけるカーシェアリングのユーザー数を見てみましょう。
2016年の3月に行われたある調査の結果をみると、日本国内のユーザー数は現在846,240人となっています。
これは3月時点での統計ですから、その後の増加を考えると85万人を超えて90万人に届こうかといった程度でしょう。
前年の2015年のデータではユーザー数が681,147人、そのさらに前年の2014年は465,280人でしたから、増加のペースはかなり早いことがうかがい知れます。
配備台数として見ても1年で3000台近く増えていますから、やはり日本でのカーシェアリングはかなりハイペースで進んでいると言えます。
人口比率で見てみるとどうなる?
では今度は、数ではなく比率で見てみましょう。
先ほどのユーザー数データと同じ時期の人口推計を参照しますと、この時の日本の人口は約1億2698万人となっていました。
この場合の比率は846,240÷126,980,000で計算し、結果としては全人口のうちおよそ0.66%が契約しているといった形になります。
イメージしやすい形にすると200人に1人が契約していることになり、やはりそれなりに普及は進んでいると判断出来ます。
世界と比較すると?
さて、ここまでのことをまとめると、日本におけるカーシェアリングはかなりハイペースで普及を続けており、現段階で200人に1人が契約しているといった形になりました。
では最後に、世界と比較するとどうかというと、これは少々古いデータである2014年の統計が参考になります。
もちろんここまで触れてきたように、日本ではかなり大きな変化がありましたからそのまま適用出来るわけではありませんが、契約者数だけで見ると特に多いのがアメリカの89万人で、有効な統計とされたアメリカ、カナダ、スイス、ドイツ、イギリス、日本の六カ国の中ではトップとなっています。
ただ、ユーザー比率ということでいうと、トップはスイスの1.38%で100人に1人以上が契約している計算になっています。
スイスは世界の中でもカーシェアリングの先進国であるためさすがに並ぶことは難しいですが、日本も少しでも近づけるように業界全体が発展していくことを祈りましょう。
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