カーシェアリングのタイムズとカレコの比較

首都圏を中心にマーケットが急拡大しているカーシェアリングですが、何といってもその魅力は、手軽にリーズナブルな価格で利用できるという点です。
最近では、各社とも特徴のあるサービスを提供しています。

最大手のタイムズカープラス

親会社タイムズ24の時間貸し駐車場を中心にステーションを展開しているのが、圧倒的なステーション数と車両数でトップシェアを誇るタイムズカープラスです。
探せば、ほぼ自宅の近所にステーションがありますので、まさしく手軽に利用できるカーシェアリングです。

また、利便性のみならず、コストパフォーマンスも常に業界をリードしており、次から次に新たなメニューが登場しており他社の追随を許さない状況です。
カーシェアリングといえばタイムズ、といっても過言ではありません。

価格面で特徴を出す業界3位のカレコ

ステーション数や車両数ではタイムズに遠く及ばないものの、首都圏に集中して拠点を展開しているのが業界3位のカレコです。
カレコもまた、親会社である三井不動産リアリティが展開する時間貸し駐車場を中心にステーションを増やしています。

しかし、タイムズと比較すると数では大きく後れを取っているというのは否めません。ただし、豊富なキャンペーンや料金システムで魅力あるサービスを提供しています。
例えば、平日利用中心の場合には、平日プランを選択することで標準車両で10分80円という業界トップレベルの低価格が設定されています。

距離料金も6時間までなら無料となっておりお得です。運よく自宅近くにカレコのステーションがあり、平日利用中心の方には選択の余地が十分にあります。

手軽に利用できるのがカーシェアリングの最大のメリット

カーシェアリング最大のメリットは、いつでも手軽に低コストで利用できるというところです。

パソコン、スマートフォンなどから概ね2週間前からいつでも簡単に予約でき、キャンセルも直前まで可能です。買い物などのちょっとしたことに利用できますので、まさしくマイカーの代わりになりえています。
それだけに、カーシェアリングのステーションが自宅近くにあるかどうかというのが最大のポイントとなります。いかにステーション数の多い業者でも自宅の近くにない限りは、魅力が半減してしまいます。

現状では、カーシェアリング業界は、一強多弱というのが実情ですが、利用者にとって重要なポイントは、コストパフォーマンスと共に自宅近くにあるかどうかということになります。