カーシェアリングのタイムズとオリックスの比較

タイムズとオリックスが提供するカーシェアリングにはどのような違いがあるのでしょうか。
どちらも料金体系に独自性があるため、使い方に応じて選ぶことが大切です。使い勝手を考える上ではステーションがあるかどうかも考慮して選ぶのが必須になります。

ほとんど使用しないなら月額料金がかからない魅力

カーシェアリングの基本料金について着目すると、タイムズでは基本的な個人プランとして月額で1030円がかかり、無料利用料金が同額だけ手に入ります。

オリックスについては個人Aプランでは類似性があり、月額が2000円で同額の無料利用料金があるのが事実です。利用量が多い場合にはどちらを選んでもそれほど違いが生じません。
しかし、オリックスには個人Bプランがあり、月額使用料金がかからないというメリットがあります。

その代わりにカーシェアリングを利用したときの使用料金が高くなるものの、ほとんど使用しないなら魅力的な選択肢となるでしょう。

ハイグレード料金と距離料金の違いが重要

個人プラン、個人Aプランで比較した場合には時間料金に関して両者はほとんど同じです。15分あたりで206円か200円かが基本だからであるものの、違いもある点は理解しておきましょう。

一つがハイグレードの車を利用するときの違いであり、それぞれ412円、300円となります。
ただし、ハイグレードの車種のバリエーションではタイムズが優れているのも事実です。

一方、距離料金についてはタイムズでは従量制で申し込んでいると無料ですが、オリックスの場合には1kmごとに15円がかかります。
近い場所への行き帰りであれば大差は生じませんが、１時間だけドライブに行こうということになると、大きな料金差が生じることになるので注意すると良い点です。

シェアの広さも念頭に置くことが大切

カーシェアリングの使い勝手を考える上では、シェアの広さを考えることも大切です。
個人Bプランを使用して旅行のときだけ使用しようと考えていても、旅行先でステーションが見つけられない可能性があります。

オリックスの場合にはカバーしている地域が関東、東海、関西が基本であり、その他の地域ではほとんどステーションがないからです。
それに対してタイムズは全国的に展開しているため、旅行先でも大きな駅の周辺であればステーションが見つけられる可能性が高いでしょう。
このような違いも考慮しておくとカーシェアリングが使いやすくなります。