カーシェアリングの車、冬のスタッドレスタイヤ装備はどうなの？

冬になると地域によっては雪が降ったり、路面が凍結してしまう為自動車ではスタッドレスタイヤを装着しないと走行できない場合も少なくありません。

しかしこのような場合にはカーシェアリングはどのように対処しているのでしょうか。実はカーシェアリングでも、地域ごとに対応してくれるところが増えてきているのです。

カーシェアリングの車は非装着が一般的

カーシェアリングは短時間気軽に自動車を利用できるというのが大きな目的です。その為、余り手間を掛けずに気軽に借りられる問うことをコンセプトにしているため、費用の掛かるスタッドレスタイヤは基本的には装着していないことが多いのです。

これは費用面と合わせて、雪道や凍った路面では事故も起こりやすいため、そのような危険な場合を避けるための会社側の意図も有りこれまで非装着車が多かった背景があります。

スタッドレスタイヤを装着している地域も増加

従来はカーシェアリングではスタッドレスタイヤを装着している車は殆どありませんでした。そのため、路面が凍結したり雪が降っている際には貸し出しを中止せざるを得ないことが多かったのです。

しかし、最近では需要が増え日常の足として利用する人が増えてきたことから、地域によっては予めスタッドレスタイヤを装着している車を用意している所が増えています。

これは日常生活の中でカーシェアリングを利用する人が多く、生活の一部として浸透してきていることの表れです。

雪道で返却できなくなると高額の移動費用が掛かる

カーシェアリングの自動車を雪道や凍った路面で走行させて立ち往生したり、動かせなくなってしまった場合にはその移動の為に高額の費用が発生してしまうことになります。

その為、基本的にはそのような可能性がある場合には利用しない方が無難です。どうしても車が必要という場合にはレンタカーを利用することが良い方法です。レンタカーであれば冬用の装備もしっかりと行ってくれるからです。

雪道や凍った路面の場合には、自分の車を持っている人でも運転は避けたいものです。ましてやカーシェアリングは基本的にはみんなで使用するものなので、万が一返却できなかったり、事故を起こして車を破損させたりすると他の人に大きな迷惑が掛かってしまいます。

最近では地域によってスタッドレスの装着率が高まっており、非常に利用しやすくなっていますが、そのようなときには無理をせずに利用することを控える方が無難です。